退職後の生きがいについて

私は戦後間もないころの生まれですが、何もかも物資が不足している中で、親や兄弟を養っていくため、脇目もふらずただただ一生懸命働きました。
ですから、われわれ団塊の世代が日本の高度成長期を支えてきたと自負しています。
気がつけば齢六十をとうに過ぎ、定年退職をした後は平穏に過ごしております。
仕事一筋の人生だったため、これといった趣味も持たずにこれまで生きてきました。
さてこれから生きる目的をどこに求めようかと思案している時に細井宏樹さんに出会いました。
私が住んでいる地区の自治会長を長年務められている方です。
私とそれほど歳も変わらないのですが、とても精力的に活動されていてあちこちのサークルの会長も兼任されているとのことでした。
私も誘われて陶芸サークルに入ったのですが、見事にその魅力に取りつかれてしまいました。
朝起きてから夕方暗くなるまで、こねては崩しの繰り返しです。
なかなか上手くいかないのですが、思い通りに出来上がった時の感動は言葉では言い表しがたいものがあります。
これも細井さんに声をかけていただいたおかげだと感謝しています。